ルールを学んで欲しいなら(2)
自己肯定感を高め、学習効率を上げるためにも、
罰ではなく、ごほうびを使い、
小さい子供にルールを学んでもらいます。
ただし、
ごほうびを与えるタイミングは、重要です。
タイミングにより、伝わるルールは全く違ってきます。
大人がごほうびかどうかを意識しなくても、
子供の喜ぶものは、子供にとって、ごほうびになります。
例えば、
子どもを静かにさせたい時、
騒いでいる(ダダをこねてる)時にオヤツをあげたら、
子どもは「騒げばオヤツをもらえる」と無意識に学習します。
もし子供がそう学んだなら、子供が悪だくみしているのではなく、
大人がそうしつけたからです。(そのつもりはなくても)
ダダをこねてる時は、おやつをあげません。
静かにしている時に「静かにしてえらいね!」と渡したり
「静かにしていると後でオヤツをあげるよ」と約束して、
守れた時にあげれば、それは同じオヤツでも、ご褒美になります。
ごほうびがあれば、その直前の行動(静かにするルール=親の望む行動)を増やします。
スター・ペアレンティングでは、
悪い行動をしている時に渡すものを、ワイロ
良い行動をしている時に渡すものを、ごほうび
と言います。
ワイロではなく、ごほうびをあげましょう。
親の望む方法をとってくれたなら、
なぜもらえたかも、言葉で褒めてあげましょう。
「静かにしてくれて、ありがとう。」
「ちゃんと言葉で言えたね。言葉で言ってくれて、ありがとう。」
なぜ、もらえたかを子供が正しく学習できるように。
言葉がまだ未発達な赤ちゃんでも、
言葉で聞かせてあげる事は大事です。
その言葉を聞いて、状況と照らし合わせ、子供は言葉やルールを学んでいきます。
罰をほうびに変えることで、
親子の自己肯定感や、子供の学習効率を上げるだけでなく、
プンプンvsメソメソの時間を、
にこにこ&にこにこ時間に変えることもできます(^▽^)(^▽^)