ラベリング 今日のワクワク子育て用語
今日のワクワク子育て用語
【ラベリング】
ワインやビールの瓶に、貼ってあるものをラベルと呼ぶなら、想像しやすいでしょうか。
ラベリングは、心理学用語です。
意味は、名前をつけること。
ほんの一部を見て、「この人間はそういう人である」と、
決めつける事。
もっと日常用語で言うなら「レッテルを貼る」
このラベリング。
子育てでも、使われる事があります。
子供が甘えた時
「甘えん坊さんやなー」
泣いた時
「ほんま泣き虫やねんから」
悪い(と、その大人が思う)事をした時
「悪い子」
「いじわる」
・
・
・
「食べ過ぎ王子」
「いじけ姫」
敬称(王子や姫)を付けると、可愛いと感じるかもしれません。
しかし、どれも、ラベリングです。
これらのラベリングは、判断基準を間違えています。
なぜなら、過去何回かそれが続いただけで、
勝手に決めつけているからです。
(3回だろうと、100回だろうと)
「この先どうなるか、わからないのに」です。
そもそも、ラベリングした時点、された時点から、意識は変わってしまいます。
無意識のうちに、ラベリングされたものに周りも本人も、誘導されてしまうのです。
過去を判断基準としたラベリングは、やめましょう。
子供は、どんどん成長します。
過去で判断せず、未来を期待してやりましょう。
そんな事を知らずに、モデリング(世間で言っているのを無意識にマネ)して、
ただ使ってしまっていた という事に気づいた方、
悔やむ必要はありません。
やめればいいだけです。
過去は終わりました。
戻って修正できません。
悔やんでも意味ありません。
大切なのは、今・これから、どうしていくか。
今この瞬間から、
より良いと思う物を、選択していけばいいだけです。
子はどんどん成長します。
親だけでも、
その子を1つの枠に、はめこまないようにしてあげましょう。
我が子の無限の可能性を、喜んであげましょう。
あなた自身も、これから変わっていく存在です。
過去を、悔やむのは、もうおしまい。
今この瞬間から、
より良い物がわかった瞬間から、
未来にどうありたいかだけを見て、今、選択するものを変えていきましょう。
心がどんどん楽になりますよ。