「自分を大事にする」って、どういう事?
『「子供より、まず自分」
は自分勝手』
だと思い込んでいませんか?
今日は、そんなお話です(^^)
「お風呂、嫌や!」
「遊びたい!」
そんな子供の要求を受けて、困ったことはありませんか?
私は、しょっちゅう「困ったな」と思います。
なぜ困るか。
だって、ママとしては、「子供にお風呂に入って欲しい」から。
子供が嫌がれば、
喜んで入ってくれることに比べ、そのゴールが少し遠のきます。
時間や労力がかかり、他の重要なことへ使える時間を減らすことになります。
大丈夫。そんなピンチでも、
「自分」も「子供」も大事にできます。
大事にする時、まず大事にするのは、「感情」です。
しかもまず、自分の感情を大事にしてあげます。
子供ではなく、まず自分。
「自分は困っている」という感情を大事に扱ってあげるのです。
感情を大事に扱うとは、
「困ってしまう、イライラしてしまう自分」を、
「ダメな感情!」
「ダメなママだ!」と決めつけず、
まずは、「ああ、自分は困っているんだな」と、
自分の感情を認めてあげるんです。
それが、【自分を大事にする】ことのひとつです。
そして、次に子供です。
自分の感情を大事にしてあげてから
の、子供です。
自分が満たされると、子供に全力で意識を向けられます。
溺れながら、人に道案内できないのと一緒です。
まずは、自分が浮き輪につかまってからです。
「誰かを助け、自分は命を落とす事が美談だ!」という話もありますが、
日常の子育てにおいて、
その美談をもってくる必要はありません。
日常の子育てなら、
ママが我慢しなくても、
どっちも、助かる場面が大半だからです。
まずは、自分でいいです。
「まずは自分」の方が、良いです。
まずは、あなたが浮き輪につかまって、
それから
「で、あなたは、何をお困りでしたっけ?」
道を尋ねる相手も、人の命を無視してでも、
自分の道を知りたいわけではないはずです。
ただ、相手は、あなたが溺れているのを気づいていない。
だから、あなたは自分でまず、
浮き輪につかまる = 自分の感情を認める。
早く道案内してあげたいなら、まず自分が浮き輪につかまる。
怒鳴りたくないなら、まず自分を認め、
自分を認めることで、冷静になる。
そこを大事にしないと、
我慢が爆発して、
「いい加減にしなさい!」
的な、大声や暴言が出てしまいます。
子供のためなら、まず自分の感情にフォーカスをあて、
自分の感情を認めてあげましょう。
(続きは、次回。)