感情と行動は、別
イライラしてしまう自分に自己嫌悪してしまう方。
ご存知ですか?
『感情と、行動は別』~親の為の感情基礎知識~
イライラする事は、悪い事ではありません。
その時、どうするかです。
以前お話しましたが、
感情は生理反応です。
生理反応に、良いも悪いありません。
(例)
汗をかく、ふるえる・・・体温調整の為にしていることです。
良い悪いではなく、体にとって必要があるからしている。
体温調整(恒常性維持)の為の働きです。
怒り同様、イライラという感情は
「この状況はNO!だ」と教えてくれています。
なので、イライラを感じた自分は、悪くありません。
ただの体からのサインです。
じゃあ、何が問題か。
その感情を感じたあとの「行動」です。
同じ状況でも、いろいろな行動パターンがあります。
例えば、
●他人に言われた言葉にカチンときた!
1)手に持ってたカバンを投げつける。
2)不服そうな顔や態度で示す。
3)無言。
4)「そう言われると、つらくなります。」と伝える。
などなど
1)~4)のどれが悪い行動でしょう。
もちろん、他にも選択肢はたくさんあります。
行動に良い、悪いはあります。
心理学でいえば、
どんな時でも、人に教える時に暴力は必要ありません。
むしろ害です。
(脅しも同様です。)
感情に、良い悪いはありません。
良い悪いがあるのは、行動です。
イライラした自分=悪い親では、ありません。
ただ、イライラするのは疲れますよね
建設的な考えも浮かびにくいです。
早く落ち着く方法や
必要以上にイライラしにくい考え方を
学び、実践していきましょう。
感情って、やっかいですよね。
もちろん、大切にしたい感情もあります。
でも、感情に振り回されたせいで、
遠回りしたり、チャンスをなくしてしまったり…
感情について、私達は学校でも家庭でも
学ばずに育ってきました。
だけど、自分が習得する事で、
我が子には、子供の頃から
感情について教えてあげる事ができます!
意地になって、あとから後悔とか、
行動できないとか、
そんなのもったいないですよね。
これこそ、学校で学んでいたかったなと思います。
学校では教えてくれない事、
家庭で教えてあげましょう。
その為にも、
まずは、自分の行動を振り返りましょう。
いい行動と思ったら、「さすが私!」
悪い行動だなと思ったら、
「私らしくなかったな、
次は、どうしたらいいかな?」
反省(なんでできなかったんだろう)は、
必要ありません。
必要なのは、未来にどうしたらいいかの対策を考える事です
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