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★「して当たり前の事に褒美をやる必要はない」はホント?

 

★「して当たり前の事に褒美をやる必要はない」はホント?

 
皆さんも、普段は当たり前の事と感じて普通にしている事でも、たまにありませんか?

「ご飯作ってあげてるのに!」とか思う時。

 
それは疲れていたりして、自己肯定感が下がっている時だと思います。

 
 
そんな時、パパにでも「母親やねんから作って当たり前やん」
ではなく
「そうやんな、大変よな、いつもありがとう」
とか言ってもらえたら、またやる気になれると思います。 

 

子どもがもし
「そんな事、前からできてるやん」
と思うような事で
「すごい?」とか「ありがとうは?」と聞いてきたなら、

「あ、今この子は少し自信をなくしてるんだな」
「元気になりたい助けを求めているんだな」と解釈し、
納得いくまで褒めてやりましょう。
 
自分を取り戻せるように。
またやる気になれるように。
 
 
言うのはタダです。
面倒な時もありますが、それで子どもの自己肯定感を育てる事ができます。
自己肯定感があれば、またやる気を持って取り組めます。

 
仕事に行くのは「当たり前」かもしれません。
習慣になっているからです。
でも、行きたくない日もあるかもしれません。

責任感が一番かもしれませんが、ご褒美(給料)があるから行くのではないでしょうか。
「家族の為に頑張っている自分」というご褒美(喜び)かもしれません。

 
 
子どもを育てるのは「当たり前」かもしれません。
 
ですが「いつもありがとう」とパパにプリンでも買ってきてもらえたら?
 
「なんていい人と結婚したんや~!」と幸せになりますよね。
そしてまたやる気になれる。
パパには、どんなご褒美がいいかな?と、愛情の連鎖が広がるかもしれない。

「挨拶くらいして当たり前」でも、
その当たり前が今できてないなら、
初めに外因性のご褒美をあげるというのも、いい案だと思います。

今できてない事が事実なら、
残念ながら挨拶はその子にとっては「当たり前」ではないのです。
怒るより、喜びを見つけてあげた方が賢明です。
 
(恥ずかしくて挨拶できない時期もあります。発達段階を考慮するなら、焦らず時期を待ってやる事もできます。うちはお手本だけ見せて、できる時期まで待っています。)

ご褒美は、ある方が、嬉しいですよね。

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