伝えたい事があるなら(大人の選択)
子育て(や、部下教育など)で、
どうしても相手に伝えたい事はありませんか。
人に何かを伝えたい時は、
まずは、
とにかく相手に
リラックスしてもらいましょう。
ガミガミ、ネチネチ言っても、
相手の耳には、入りません。
責められている時は、
緊張状態(ピンチ)だからです。
その緊張状態で子供(相手)は、
どんな事を考えていると思いますか。
「いつまで続くんだろう。
この状態から、どうやったら逃げられるかな」
「あれは、アイツが悪かったんだ。だって・・・」
「あれ、こんなところに”ささくれ”ができてる」
など
今の状況から、逃げ出す為の事しか考えていません。
(ささくれの話なんて、
もうとっくに逃げ出してしまっています。)
話の内容より、
緊張状態(ピンチ)から逃げ出す事の方が、
まずは重要だからです。
学習どころでは、ありません。
生き物として、
緊張状態(ピンチ)から逃げようとするのは、
当たり前の反応です。
危険から自分を守らなければ、
生命は守れません。
誠意や、まじめさが無いのではなく、
考える余裕がないのです。
そこを責めたところで、
さらに緊張状態になり、
問題を見つめる余裕など、できません。
早く逃げ出す為に、
反省したフリを学んで行くだけです。
まずは、自分から
相手をリラックスさせてあげましょう。
それから、伝えてあげましょう。
理解してもらいやすいです。
「なんで、こっちがそこまでしなきゃいけないの?」
子供が悪いんだよ!!」
と、思うかもしれません。
どちらかを、選びましょう。
1)怒りをぶつけたいのか
2)理解して欲しいのか
「人がある状態で、どのように反応し、行動するか」
を学ぶと、
これからどう接したらいいか、
選択の幅が広がりますね。
大人側が、子供に
学習できる環境を作ってあげましょう。
伝えたい事があるなら、
まずは、リラックスしてもらって、
逃げモードではなく、
考えモードになってもらいましょう。