福井県敦賀市 不登校カフェ(10月の様子)~学校との関わり~親の会

10月のふ登校カフェ開催しました☆
テーマは「学校とどう関わってる?」
テーマの内容としては
「こちらの状況や考えを知らなかったら
(こちらから言ってみないと)
学校側も動けないのでは。」
という意見が出ました。
例え親子や夫婦だとしても、
言ってもらわなければわからない事もあります。
それに協力できるかどうかの判断も
まずは要望を知らなければ、できません。
そんなシンプルな事なのですが
「どちらがいいですか?」と
本人に聞く発想は
学校の先生方にもない場合もあります。
例えば
こちらが「毎日の電話が負担だ」としても
それを言わなければ
学校側からは聞けない可能性もあります。
「勝手に学校が関わりを減らす提案をすれば
見放されたと思わせてしまうかもしれない」
なので現状維持で…という可能性です。
「よし!
お互いのためにやっぱり先生に話そう!」
と肩の荷を下ろされる方も
いらっしゃいました(^^)
もちろん、
話すかどうかや、タイミングは
ご本人のご判断で。
ふ登校に戸惑いがあるほど、
自分が混乱していて、
学校に相談する(言っていい)
なんて発想もなかったり、
「こちらの考えを話すなんてご迷惑では・・・」
という気持ちがあったり、
「ご迷惑をかけているのでは」
と過剰な罪悪感を感じていれば、
なお行動なんてできません。
(無意識が行動にストップをかけようとする)
意見を言うのはOK!ただし押し付けは窮屈。
健全な人間関係において
「現状こんな感じです。
こんな風に考えてますが、いかがですか?」
と聞く事は、
悪い事ではなく普通に認められる事です。
(こちらの考えを押し付けるのではなく)
ただ、先生や目上の人に対して
自分の意見を言う事に慣れてない人は
多いかもしれない。
(学生時代やしつけの名残で)
↑目上の意見には
「はい」と”素直”に従うものであり、
「ワガママ言うんじゃない」と
どやされた世代ではないでしょうか。
「なんで?だって○○は▽▽なのに?」
とルールや仕組みの理屈を聞けば、
なぜか「屁理屈言うな」と言われた世代
ですよね(^-^;
今の時代はどうなんだろう?
納得できるような
ルールの理屈(必要性)の説明は
してもらえるのかな?
「子供は言ってもわからない」ではなく
子供も納得の上で選択できる
そんな社会になりますように。
現状や意見の伝え方についても
「うちは以前、先生にこう話したよ」
「うちも言えてなかったけど言う事にする!」
など、
様々な状況を聞く事でも
選択肢が広がったり、
勇気を持てる事があります。
何かしら新しい情報を得る事により
自分が心地よいと思う選択ができれば、
(自分らしくあれれば)いいですね。
また、
今回は初めてカラフルにも
元不登校経験のある当事者(成人)の方が
お越し下さり、当事者のお気持ちを
お話して下さいました。
「カラフルは、本当に様々な考えの方が
集まっていて視野が広がるので、
すごくいいと思います!」
と、コープの会の担当の方も
いつも興奮気味に言って下さいます。
私もそれが目的なので、
とても嬉しい感想です♥
十人十色
それぞれがそれぞれにカラフルであれる
(そして影響しあえる)
いい場所だなと自負しています。
不登校って、
地域差もありますが
まだまだ世間の認識も古いままで
(子供の問題行動として見ているままで)
なかなか(本音や弱音を出せる)仲間を
見つけにくい環境ではあります。
カラフルではこれからも、
安心して話せ、
話すからこそ前に進める場でありたいと
考えています(^^)