子育てに関わる悩みが解決するよう、心理学を基にした情報提供&支援をしています。

枠の外って、どこまでも広いんだね~!!

 

ウェーーイ!!!

 

本日もご覧頂きありがとうございます☆

無駄に?開放感でいっぱいの、子育てトラブル解決のための専門家、子育てコーチの三國真弓です。

 

 

8/19日の【♯不登校は不幸じゃない at福井】に参加して下さった皆さん、お越し頂きありがとうございました!

スタッフ16名含め、総勢80名が参加するどでかいイベントとなりました!!

(会場のキャパ超えもあり、当日飛び入りしようとお越し下さったけれど、お断りしてご参加頂けなかった方々、すみません)

 

あまりの大盛況に、スタッフは水面下で大混乱のてんてこまい(笑)

ポスターの設置許可や、「いいね!」やシェアなどで、応援下さった方々にも、心よりお礼申し上げますm(__)m

今回のイベントの梶代表はもちろん、ご厚意でお力添え下さった各地の社協の方々、他多くのメンバーと、ともにイベントを大成功におさめる事ができた事をとても嬉しく思います!

 

 

 

 

 

枠の中にいると気付かないけど、
枠の外って、すっごく広いんだよ~!

 

「子供は学校へ行くべき」

「親はこうあるべき」

「子供はこう育てるべき」

 

「べき」の枠に、押しつぶされそうになっていませんか?

 

ちょっと世界を広げると、全然縛られる事じゃない事って、いっっぱいあります。

 

 

 

 

例えば、箸の持ち方って

いつマスターする「べき」でしょう?

 

4~5歳ですか?小学校入学まで?

中には「いやいや3歳なんだからもう箸くらい!」と意気込む方もいらっしゃいます。

 

いつまでにマスターすれば良いか。

子育てコーチの私はこう答えます。

「親の気持ち次第ですね」

 

 

人生という大きな枠で見れば、

箸なんて、子供のタイミングでマスターしたなら、いつマスターしても何の支障もありません。

箸のタイミングは、あくまで周りの大人の気持ち次第なんです。

 

 

まず、手指の発達の問題を考えるなら、視野を広げてみましょう。

当たり前ですが、世界の子(フォークやスプーン文化の子)は、そもそも箸を持たないのでそこと比べるとなおさら身体の発達的に小さいうちにできないと!という問題はなくなります。

 

「手先は動かす方が脳にいい」とも言われますが、手先を動かすのが目的だとするなら、その目的を達成する方法は必ずしも箸である必要もありません。石粒や葉っぱをつまんだり、オモチャを使ったり、方法はいくらでもあります。

 

方法を絶対的な1つに決めてしまうと苦しくなるのは、よくある事です。

 

 

箸の正しい持ち方習得のタイミングは、大人の気持ち次第なので、

「4歳や5歳までに」という枠で見ていれば、箸はとても大きな課題になります。

 

でも、人生の枠で見れば、箸は課題にも入りません。

だって箸なんて、いくつからでも習得できます。

習得したい!と【子供が思った時点】で、子供にとっての課題となるのです。本来は。

 

 

しかし、親心はほっとけません。

我が子の幸せを目的に、世間の枠からはみ出ない事を望みます。

「よその子は一般的にはだいたいこれくらい」という枠の中ならOKと判断します。

そして、その親の枠により子供の課題は決められるのです。

 

 

 

実は、私は高校生になってから

”正しい”箸の持ち方をマスターしました。

 

それまで?

それまでは、少し個性的な持ち方です。

小指も使って、5本の指全体で箸を支える感じ。

 

だけど、私はそれが持ちやすかった。(指の力が弱かったのかな?)

うちの親は幸い、そんな私を認めてくれたので(あきらめて受け入れた)

ずっと個性的な持ち方でした。

 

それがなぜ変わったか。

恥をかいたからでも、いじめられたからでもありません。

 

 

” モテ ”を意識しだしたからです(笑)

 

 

 

たまたま、とても

きれいな持ち方をしてる手をTVか何かで見た時、

超かっこいい✨と憧れたんです。

 

「これを手に入れたら私もかっこよくなれるし、

しかも、モテるのではないか・・・!?」

と考えました(笑)

 

 

それから一心に練習しました(笑)

結果、

2~3日でマスターし、1週間もせずにいわゆる「正しい持ち方」で、自然と持てるようになりました。

 

あっという間です。

あれやこれや責めなくても、促さなくても、自ら一心に練習し、習得しました(笑)

 

 

 

 

ちなみに、箸のきれいな持ち方を習得した私のその後はモッテモテ!!!

 

・・・なんて夢が叶うことはなく、普通でした(笑)

 

唯一、今の夫だけが「食べ方がキレイ」と言ってくれたので、習得した甲斐はあったかもしれません(笑)

たぶん夫は覚えてない。そして今の私はモテより、心地よさ・・・

 

 

 

 

 

箸なんて、本人がその気になれば、いつでもマスターできます。

いつマスターしてもいいんです。

 

 

問題があるとしたら、恥などの 世間体 です。

 

私は、子供時代に箸を上手に持ってませんでした。

そのせいで恥をかいた記憶はありません。

 

子供同士は

大人が「それは恥ずかしい事」「あ~恥ずかし~」等と教え込まない限り気になりません。

 

 

私は、親や親戚には何か言われたとは思いますがあまり記憶にはありません。

でも恐らく、親は恥をかいたのでは…と思います。(ごめんおかん)

 

 

なんせ、”良かれ”でほっとけない&思った事はそのまま口に出る親戚ばかりなので(笑)

 

 

 

大人(親や祖父母、先生)が子供をしつける理由もそれが大きいかもしれません。

「子供が恥をかかないために・・・というより、親としての自分が恥をかいたり、責められたくないからでは」と自分が親になって感じます。

うちの親戚に限らず、世間には”良かれ”で、いちいちど~でもいい指摘をしてくる大人が多いこと!

 

 

その時に、

「この子にはこの子のペースがあるし、箸なんか必要になったらいつでもマスターできる」

親が思えるかどうかで、親の心が開放されるかどうかが変わります。

 

 

 

それにより、子供に対する関わり方も変わる。

 

親が「箸くらいは幼稚園までに持たせないと!」など、小さな枠にはめこもうとしていたら、言動に出ます。

そのつもりなくため息を出してしまったり、「なんでできないの?」「皆はできるのに」と無意識に責めてしまったり。

責められる事で、行動が変わるわけではありません。

 

その子次第です。

それは真面目かどうかではありません。

 

①恥を感じて変わる場合もあれば

②言われても気にならない場合もあり(他にもっと重要な事があったり)

③言われるほど意地でも変えたくない事もあったり

④真面目に変えようと思っても、どうしても気質・体質的にできない場合もあります。

 

 

子供を責める事で、影響できるものもあります。

それは自己肯定感です。

責めれば、自己肯定感は下がります。(IQも)

 

 

大人が大きな枠で捉えていれば、子供はのびのび自己肯定感や才能を伸ばせます。

 

自己肯定感とは、簡単に言えば「やる気の元」です。

自分の人生を、自分の足で歩く時に、幸せであるために必要なのが自己肯定感です。

自分のありのままを認めてもらえる事で、子供は自分のタイミングで持ち方を変える事も、もっと素敵な才能を開花する事に意識を注ぐ事もできるのです。

 

↓何かしらの才能を開花中。おそらく。

 

 

 

ただ、やっぱり親の気持ちも大事です。

ものすごく責められるなど、ゆっくり見守れない環境なら、自分を殺す必要はありません。

ママの気持ちはすごく大事です。子供の気持ちと同じくらい。

 

親子心地よくあるためには、どちらにとってもいい方法を探す必要があります。

どうしても見つからない時は協力してもらいます。

 

ただし、子供に行動の協力を得るなら「何言ってるの、しなきゃダメでしょ」ではなく、子供の感情を言葉で認めてあげましょう。

 

 

その方が、親子心地よく過ごせるでしょう。

 

 

 

箸に限らずあなたはなぜ、子供さんに

それをしてもらいたいのでしょう?

 

 

別に急いでしなくても、「子供の未来のために」は大して問題ない事がほとんどです。

「自分が他人に責められないために」であれば、一刻も早く”正す”(枠にはめる)必要はありますが、そうでなければ子供さんはのびのび育つ事ができます。

 

今は、それが認められる時代になってきました。

 

個人が個人として尊重されるのです。

「集団のために、個を消さなければいけない」時代ではなくなってきています。

 

 

 

 

先日の全国イベント「♯不登校は不幸じゃない」というタイトルを見て

このタイトル三重否定になってるから『え?お前まだ学校行ってんの?乙』(乙…オツカレ様~という意味)っていうタイトルの方がよくない?

・・・と元LINE創始者の1人である先鋭的な人は、つぶやきました。

 

 

一瞬「キョトン」ですよね(笑)

私ももちろん【学校は行きたければ行けばいいし、行きたくなければ行かなければいい派】ですが、今風の言い方で言われると、本当に時代が変わってきた感じがします。

発言したのは、おじさんですが(笑)

(若者からしたら→)古い文化を、斜に見る若者の見方に、既におばちゃんの年代である私は、ど肝を抜かれ、爆笑しました(笑)

 

 

 

おばちゃん達はついていくのに精いっぱいですが、時代はどんどん変わっています。

大人(過去)の価値観で子供の未来を縛らないために、

価値観や選択肢を広げてあげられるように、自分の価値観を見直していきましょう。

 

 

そして、子供の未来を案じるなら

(取り入れる・取り入れないは別として)新しい価値観を仕入れてみましょう。

(もちろん子供の主張も含みます)

粗野な考えばかりに見えて、中には心にスッと革命を起こすものもあるでしょう。

 

 

子供さんの未来のためだけでなく、

きっとあなたの未来も

より豊かなものになると思います(^^)

 

 

枠の内側にいると気付かなかったけど、

枠の外って・・・すっごく広いんやなぁ✨

広すぎて終わりが見えない✨

 

 

 

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました☆

 

 

 

 

セミナー情報

 

9/9(日)は『歯磨きをしてもらう方法』

 

子供に行動してもらうタイミングは、

①いつでもいいものと、②そうでないものがあります。

 

歯磨きは、いつでもいいと放置して、子供に結果を負わすには厳しすぎるものの1つです。

その場合、どうすればいいか

 

心理学の視点で、脅さずに子供に動いてもらうコツをお伝えします♪

歯磨きしてもらう方法(歯磨きに限らず)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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