子育てに関わる悩みが解決するよう、心理学を基にした情報提供&支援をしています。

意見を言うのは良い事?悪い事?

2018/05/16
 

ごほうびを要求する事は悪か?

 

メリット(ごほうび)を提示して

動いてもらっていたら

 

メリットがなければ動かない子

(メリットを要求する子)に

ならないか?

 

というご心配を持たれる

ママさんがいらっしゃいました。

 

わかります!!

 

そんな心配をされるのは

子供が、親の意図以外の事を

学ぶ可能性もある事を

知ってらっしゃり、

 

かつ

今さえ良ければいいのではなく

 

今も未来もどちらにとってもいい方法

を求めてらっしゃるからではないでしょうか。

(同感です!)

 

 

 

さて、

ここでの問題点は何でしょう。

おそらく、

「変わりに何かちょうだい」

ってのが、厚かましい! 

と感じる事ではないでしょうか。

 

 

 

 

本当に厚かましい?

 

厚かましいと感じるのは

大人だけかもしれません。

 

 

歯磨きや着替えなど、

 

大人からしたら

「それは必要な事なのだから

ご褒美なしでもやる必要がある

やるのが当たり前)」

と思う事だとしても、

 

他人(子供)の価値観に

それを押し付けるのは

おかしい事かもしれません。

 

 

 

例えば、

子供は歯を磨くより

遊んでる方が楽しいです。

楽しめるメリットがあるんです。

 

 

大人側のもっともな理由「虫歯予防」が

子供への効力が弱くても

おかしい事ではありません。

 

それは、

子供が不真面目だとか

そういうのではなく

 

脳がまだ未熟で、未来(虫歯)の事を

想像する力が弱いからです。

 

だから、

目先の楽しさ(遊ぶこと)が勝ってしまい

歯磨きを嫌がります。

 

 

 

 

 

メリットのない(と感じる)事でも

しなきゃダメでしょうか?

 

例えば、あなたは

「町内のごみ拾い2時間」

しますか?

 

 

しませんよね。

(してたらすみません)

 

あ、私は昔、犬を飼っていた時、

犬の散歩中に散歩コースの

空き缶を拾っていました!

なんていい子!!

 

 

町内のゴミ拾いをすれば、

「清々しいだろうな」

「人の役に立てるだろうな」という

メリット(もっともな理由)はあっても、

 

なかなかそこまで自分の時間や労力を

さく人はいません。

 

 

それは

その時間を家事などに使う方が、

自分の中でメリットがあるからです

 

 

ゴミ拾いが当たり前の人に

「地域に住んでるんだから

それくらいしたら?」

ともし言われても、

「いや~・・・」と濁すのは、

 

子供に「歯磨きするよ」と言っても

遊びを辞めないのと一緒の理由です。

 

 

 

 

したくもない事でも、メリットがあれば・・・

 

町内のゴミ拾い、

1時間で5万円もらえるなら

私は朝5時起きでもします!(笑)

 

 

 

お金は大人にとって

わかりやすい表現なので

ありえない例を挙げてみました。

 

しかし、

小さい子供に「5万円あげるから」

と言っても

歯磨きさせてはくれないでしょう。

 

 

して欲しいなら

相手に合わせた

メリットを提示する必要があるんです。

 

 

 

例えそれがどれだけ必要か

頭でわかっている時でも

 

強制させられる事は

苦しいですから・・・

 

 

 

 

意見の押し付けは、苦しい

 

「歯磨きするのが当たり前」

だと親がいくら思っていても、

その意見を押し付けられた側

苦しいです。

 

「ゴミ拾いするのが当たり前」

という価値観を

押し付けられるくらい苦しい。

 

 

 

意見伝えあえればいいですが、

その意見が、押し付けになれば

お互い苦しくなります。

 

 

親も

子供の意見を聞いたところで、

それを叶えてあげる必要はないんです。

 

親には親の意見があります。

 

 

 

親の意見を伝える

 

子供が要求してきた時、

 

親が必要だと判断すれば

子供の言うメリットを与えればいいし、

 

②メリットを用意してまで

してもらう必要のない事だ

と判断すれば、与えなければいい。

 

③そのメリットは強欲すぎるけど

「これならいいかな」

と思うものを提示してもいい。

(代案を2つ出すなど)

 

 

親が子供を非難せず、

ただその選択をする理由を

子供に伝えてあげれば

 

「これしてくれるならいいよ」

などと、メリットを要求できる

ような賢い子は、理解します

 

 

そしたら次は

子供が考える番です。

 

・納得して受け入れるか

・別のメリットならもらえるか交渉してみるか・・・

 

 

 

 

相手の意見がわかるから、

こちらの判断も変わっていきます。

 

相手の意見がわからない事には

自分の意見の変動もないわけです。

 

お互いにとっていい方法を考える時、

相手の意見は大事な判断材料です。

 

 

なので、意見を伝えるのは良い事です。

 

同時に

意見は大事ですが、

それが押し付けとなれば、

苦しいものになります。

 

 

そして、

頭ごなしに批難されるのではなく、

意見を伝える事を認められる

(安全だ)からこそ、

考える練習ができるんです。

 

 

怒鳴られなければ、

子供は伸び伸び

考える練習ができ

どんどん賢くなります(^o^)

 

 

 

 

「何その言い方!(怒)」ですよね!

 

意見を言うのは賢い証拠

だとわかったけど・・・

 

「じゃあ、○○ちょうだい」

という言い方に腹が立つ!

 

 

たしかに、

私もその言い方、嫌です。

 

 

やけに上からというか、

厚かましいというか・・・

 

 

上から言われるのって、嫌ですよね。

 

要求を叶えてあげたい親心があるから

子供の厚かましい要求に

余計腹が立つんですよね)

 

 

繰り返しますが、

叶えなくてもいいんです

 

選択権は、言われた側にあります。

なので私は、

息子に不快なお願いの仕方をされた時、

心の中でつぶやきます。

 

「好きに言えばいい。

ただし、その言い方も

選択に加味されるがな・・・」

・・・と(笑)

 

 

「その言い方なんなん!?」

言い方に怒りを感じるなら、

 

叶えてあげなければいいんです

 

 

ただ私は、

親心で叶えてもあげたいので

叶えられる時は、

・子供に賢くなってもらいたいし、

・心地よくも過ごしたいので、

言い方を教えてあげます。

 

 

「そんなん、もらえるわけないやろ!」と

怒鳴るのでもなく

「なんて厚かましい子!」

人格をけなすのでもなく

 

 

「その言い方は嫌な気持ちになる」

事を伝え、

言い方を変えてもらう

(言い直す)よう

提案します。

 

言い方を変えないなら、

「そんな言い方なら、したくない」

と断り、理由を伝えればいいだけです。

 

 

 

そしたら、

次は子供が考える番です。

「あぁ、この言い方のままなら

してもらえないのか。

じゃあ、どうしよう」

言い直すか、あきらめるか、
 
子供に選択権があります。

「子育ての失敗」?

 

厚かましいと感じる要求を出される状況は

一見、「子育ての失敗」とも

捉えられなくもありません。

 

しかし、実は

子供をさらに賢くするチャンスなんです。

 

 

・意見は必ず通るものではない

・相手の意見も無理してきかなくていい

 

事などを学ばせてあげる事ができるからです。

 

 

その知識は、

子供がいつか

誰かに無謀な要望をされた時に、

断る勇気(理由)になります。

 

 

 

 

「子育ての失敗」ではない

 

子供の要求がもし、厚かましい要求で

受け入れられないものだったとしても、

 

「なんて厚かましい子に育ててしまったんだ!」

悲観する必要はありません。

 

その状況はいわゆる

「子育ての失敗」ではなく、

「子供にとって実りのある経験」

をさせてあげただけです。

 

 

それも、親のゴールによるんですよね。

「困らせるような事を言わない従順な子」

がゴールなら、

 

こどもが「メリット」を要求した時点で、

それは(従順でない!となり)

「子育ての失敗」とも言えます。

 

 

・将来のゴールが

「自分の意見を言える子、

相手の都合も認められる人」

であれば、

子供が要求を自分からできる事は

成功への一歩なんです。

 

 

親で練習させてあげらればいいんです。

 

 

※「子育ての失敗」という言葉も

子育て常套句ですね。

 

常套句で言われる「子育ての失敗」とは、

よくよく聞いていれば、

子供の言動が問題なのではなく

親の捉え方(視点)の問題だと感じます。

 

「子育ての失敗」は

親にそのつもりはなくても、

子供からすれば、

「自分は失敗作なんだ・・・」

 

と受け取りやすいので

(自己肯定感を下げるので)

謙遜でも、使わない方がいいでしょう。

 

 

 

子育てのゴールは何でしょう

 

そうなんです。

冒頭のご心配どおり、

ごほうびを提示していたら、

子供がごほうびを求める可能性はありえます!

 

実際に求められる事もあるでしょう。

 

 

そして、それもOKなんです!

 

その状況も

子育てのゴール達成に

繋がるからです。

 

私は、子育てのゴールは

子供の「自立」だと考えます。

 

(私の考える自立とは、

自分で考え行動する事が

できるようになる事です)

 

子供には

自分らしく自分の人生を歩んで欲しい

と思いませんか?

 

そのためには

経験を積ませてあげる事が

大事だと思います。

 

子供が、自分の人生を歩むためには

したくもない事を

強制させられようとしている時、

 

・断ったり、

・「じゃあ」と交換条件を提示できる事

は、大事な事なんです。

 

それができる人が、意見を言える人です。

(交渉できる力)

 

 

そして、それができる人は

相手が断ったり、条件を提示する事も

認めてあげられるでしょう(^^)

 

 

 

 

「大人の言う事は絶対」

という伝統的子育てが
子供の考えるチャンスをなくす

 

私たち世代は

「親の言う事は絶対だ」と教えられてきたし、

 

大人に意見を言っても子供の意見は通らない

(「反抗だ!」と怒られるだけだ)し、

 

そこに理屈なんてない

(大人の都合ばっかじゃん!)」

と学んできました。

 

(全員ではないかとは思いますが)

 

 

そういう事が続けば、

考えても無駄なので、

だんだん考えなくなっていきます。

 

言いなりの方が楽だ、と考えてしまうのです。

それは、弱さではなく、

脳の賢い判断です。

 

 

 

賢く自分らしく生きて欲しいなら

 

①大人に意見を言ってもいい

(怒られずに一緒に考えてくれる)

&

②理屈(論理)を教えてもらう

という経験は、

 

「自分の意見を持ち、伝えられる人」

「相手の気持ちを考えられる人」になる上で、

意義ある経験になるでしょう。

 

 

 

 

まとめ

 

自分の意見を伝える事に限らず、

誰でも初めから何でも

上手にできるとは限りません。

 

親は

始めは未熟な状態である事

(表現が荒くなる事)も

発達段階なんだと踏まえ、

 

どんどん練習させてあげましょう(^o^)

 

 

 

どんどん褒めて、子供たちの

交渉力(コミュニケーション力)

を伸ばしてあげましょう(^o^)

 

 

交渉力を使って、子供たちは

将来、どんな事を成し遂げていくだろう?♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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