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子供に教えるべき本当に大事なこと

2019/08/16
 

●子供に教えるべき本当に大事なこと●

敦賀の小学校で事件が起きました。
あなたのお子さんも(どの人も)

被害者になる可能性はあります。(学校内に限らず)
あなたはそれを本当に認識できていますか?

子供は優しいので、被害にあっても

「これを話すと親が心配するかな?」と思えば話しません。
言えば逆に怒られると思っても、話しません。
人前でののしられたり暴力を受けた事を

恥と思えば、それもまた話せないでしょう。

 

事件や悲しい出来事は、

面白おかしくあおるものでもなければ、

逆に隠す事でもありません!!!

事実として知らせ、受け止め、

そこからどうするか”です。

 

残念ながら(どんな職業であろうと)

社会には、子供を傷つける大人はいます。
その事実を受け止め、子供を守るために、子供に伝えましょう。

 

 

●家庭で●
うちも4~5歳頃から話しています。
(小さい子に残酷な事を

洗いざらい話す必要はありません。)

 

今回6歳に話した例)
「社会の大人のほとんどはいい人だけれど、

残念だけど中には悪い事をする人もいるよ。

いい人だと思っている人がもしかしたら、

ある日、急に

悪い事をしてくる事もあるかもしれない。」

 

「そんな時は

(嫌な事、悲しい事、恥ずかしい事…をされた時、

されそうになった時)は、

どうしたらいいと思う?」

 

 

「どう思う?」

「嫌じゃない?」

など

お子さんの理解に合わせて

教え込むというより、

会話すればいいんです。

 

子供さんと、確認しておきましょう。

 

 

 

●批難訓練です●
「赤信号ならどうするか」

「地震や津波が起きた時に、どうするか」

確認しておくのと同じです。

不安をあおるのではなく、

たんたんと起こりうる可能性や

対処法を確認しておきましょう。

 

本当は教えずに済んで欲しい事ですし、

役に立つ時は来て欲しくありませんが、
だからといって教えてあげなければ、

 

無知で力の弱い子供は、

被害の対象になりやすいのです。

 

高校生でも大人でも

「自分に非があったのでは」と考え、

被害を人に相談できない人もいます。

 

「あなたが悪いから、

怒られる・たたかれるんだよ」

としつけられてきた子供は、なおさらです。

 

それだけではありませんが

 

「暴力をふるわれるのは、自分が悪いのだ」

という考えも、

一人で抱えこんでしまう

(声に出さない)要因になるのです。

 

 

●まとめ●
どんな場合でも、暴力する側が絶対に悪い!

・起こりうる可能性は伝える&対処法を確認しておく
・被害に早く気付いてあげたいなら、

「ママ(パパ)は、あなたの味方だからね」
という事を言葉にして

(もちろん日頃の態度でも)

伝え続けてあげましょう。

 

 

●性被害にあわないために、あった時のために●

「人に何か嫌な事をされた時は、

どうしたらいいと思う?」

 

「先生に相談してくれてもいいよ。

先生でなくても、お母さんでもお父さんでも。

 

一人で抱え込むより、

相談したら解決策はきっとみつかるよ。

 

それでも解決しないなら、

また別の人に相談すればいいよ。」

 

 

「そんな事あって欲しくない」

と目をそむけ、ただ祈るだけではなく

 

被害にあった時のために、

教えておいてあげましょう。

 

 

 

 

 

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