行動しない理由

「うちの子、褒めるところがない」
そうなる理由には、2パターンあります。
①褒めたいけど、
褒めるところを見つけるコツ(見方)を知らない。
→その場合、
コツをお伝えすれば解決します。
(慣れるほど、さらに上手に)
②本心では、褒める気がないから。
どんなにいいコツをお伝えしても、
本心で褒める気がなければ、
「それはちょっと・・・」
などと何かしらそれっぽい言い訳を見つけて、
結局褒めません。
褒める気がないとは、
”やる気”がない=ダメという問題ではなく
その本人にとって
褒める必要性が小さすぎるんです。
(or褒めないメリットの方が大きい)
行動しないのは、
行動する事のメリットが小さすぎる
or
行動しない事にメリットがある
褒める必要性・・・自己肯定感の重要性 を知らない。
&いかに心地よく過ごせるのかも
知らない・忘れているのかもしれません。
得られる結果が望むものでなければ
動かなくて当たり前です。
世間には
「褒めたら伸びない(つけあがるだけ)」という
子育て常套句もありますしね。
それを信じるなら
「伸びない」なんて結果を望まないのに、
わざわざ褒めませんよね。
その常套句は、
短期的にしか見ていないんです。
(小さいリスクに怯えすぎている)
例えば、
場合や褒め方によっては
相手がつけあがる事もあるでしょう。
けれど
それも通過点です。
褒めずにダメ出しだけして
自己肯定感を下げ続け
やる気も自信もなくしてしまうより、
一回くらい
つけあがって、鼻を折る
なんて経験をしてもいいんです。
一回と言わず必要なら何回でも
そこから学べばいいんです。
その失敗の経験は
リスクとしては小さすぎまませんか。
たいてい(視野を広げれば)
失敗から得られるメリットの方が断然大きい。
失敗は経験のひとつです。
その経験が見方によって
失敗だったのであれ成功だったのであれ
学べばいいんです。
学んだ事を
今後に活かせばいいんです。
(今後に活かすなら
それは失敗ではなく
成功のための”通過点”です)
失敗することで
レジリエンス(回復する力)もつきます。
(※失敗した時の関わりも大事。
「ほらやっぱり!」と責めるのではなく、
寄り添って、勇気づけてあげましょう。
それがレジリエンスの見本になります。)
繰り返しになりますが、
本心から褒めたければ
褒めるところのない子供(人)なんていません。
褒める気になれない理由や
心理状況があるのでしょう。
(私も褒める気になれない時もあります)
心理テクニックでも何でも、
活かすも活かさないも
”やる気”の問題より
”必要具合”次第です。
(本人にその必要性がどれくらいあるか)
そこを冷静に判断できるほど、
”自分らしく”あれます。
(”自分らしくある”
とは、”この行動をするのが自分だ”
(こうありたい)と思う行動をとれる事)
●子供だって、そう●
やる気の話は、
子育て(子供)にも当てはまりますね。
親がどれだけ「必要だ!」と思っていても
本人である子供に必要性がなければ行動しません。
(勉強でも何でも)
やる気がない=ダメな子ではなく
やる気がない=必要性がない
だけなんです。
解決策↓
行動してほしい相手に
「やる気を出せ」と言っても、やる気は出ません。
どうしても動いて欲しいなら
(”大人”にその必要性があるなら)
”大人”がその必要性を
を見つけてあげましょう。
●まとめ●
褒められないなら
褒める必要性を感じていない
or
褒めたくない理由がある
のかもしれません。
その理由を見つめてみましょう。
そこから見えてくるものもあるはずです。
どんな悩みも
自分らしさに気付き、
自分らしさに近づくための、ほんの通過点!
↑そう思えないような事もあるかもしれない。
そう思えないなら思わなくていい。
無理して感情を押し込めなくていい。
自分らしく、すがすがしくありたいですね♪