大好きの伝え方

え~、続きましては~
大好きの伝え方~
大好きの伝え方~
「甘やかさない」方がいい事は前回お話しました。
しかし、甘やかさない時に、
愛情を伝えなければ
子供は悲しいだけになってしまいます。
今回は、愛情の伝え方です。
「ルールを伝える時は、厳しい口調できっぱりと」
といったような常識ありませんか?
それ、断られた方は
めちゃくちゃさみしいです。
叶えられないし、
愛情(優しさ)も感じられない
ダブルパンチ。
(大人も友達を誘った時「遊びいこ!」→「無理!」だと、さみしいですよね。)
なので、
断る時・ルールを教える時には、
愛情が伝わるように接する事を特に意識してあげましょう。
●愛情が伝わる言葉がけ●
子供:うどんを食べたい
大人:今から作り直すのは嫌
(かつ、ルールを教えてあげたい)
そんな時、
愛情も伝えたいなら
「できない」「もっと早く言って」
と言う前に
「そうなんか~
うどん食べたかったんか~」
と、
子供の感情を認める言葉がけをしてあげましょう。
「うどんを食べたい」
と思うのは、悪い事ではありません。
その感情(欲求を感じる事)は認められるべきものです。
ただし、欲求は、
大人が必ず満たさなければいけないものではありません。
できないなら
その理由をきちんと伝えてあげます。
※「ダメなものはダメ」ではなく!
↑理由なしに断られるのは、さみしくないですか?
叶えられない理由を伝える前に、
感情を認めてあげる事で
子供は安心感をおぼえます。
感情を認める一言が
あるかないかで
安心感や、愛情の感じ方は全然違います。
「そうか~
うどん食べたかったんやな~」
と、感情(欲求)を認めてあげましょう。
それから
「ごめんやで、
もう作ってしまったから
今はこのご飯を食べてくれるか。
夜か、明日のお昼になら、
うどんを作ってあげられるよ。」
「ママ、かんちゃんが食べたいなら
なるべく作ってあげたいんや。
だから次からは、
できてからではなくて、
ご飯を作る前に教えて欲しいな。
そしたら、作ってあげられるからな。」
などと、伝えてあげましょう。
愛情が伝われば、
子供は安心できるから、
落ち着いて、理解もしやすくなるんです。
●まとめ●
1)感情を認め
2)理由を伝える
3)代案を出す
甘やかさずに愛情を伝える方法
それは、感情を認めながら
叶えられないものは叶えない。
口調や態度は優しく愛情を伝える
&
ルールは、ぶれない。
ひつこく
「うどん食べたい~」と
繰り返す場合にも、
「ダメって言ってるでしょ!」
ではなく
「そやなぁ~
うどん食べたかったなぁ~」
と認める言葉がけ。
子供はだんだん落ち着いて
冷静に
その理由に耳を傾ける事ができます。
●コツ●
慣れるまでは、
つい自分の感情を先に
表現してしまうかもしれませんが、
先に子供の感情を認めてあげる事で
子供は安心し、優しさ(安心感・愛情)を
感じる事ができます。
ま~でも
うっかり、言ってしまってからでも
大丈夫です。
気付いた時でいいんです。
感情を認め、愛情を伝えてあげましょう。
子供の欲求、
叶えられなくても
愛情が伝われば
親子温かい時間を過ごせます(^^)