日本の道徳って大丈夫?
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●日本の道徳って、大丈夫?●
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ひとりは、みんなのために
みんなは、ひとりのために
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誰しも
聞いた事のある言葉ではないでしょうか。
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私は学校で習いました。
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さぁ、問題です!
上の文章に
続く文章を答えてみましょう。
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「ひとりは、みんなのために」・・・何でしょう?
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文章が途中で終わっていますね。
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どうしましょうと続きますか?
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ひとりは、みんなのために○○しましょう。
みんなは、ひとりのために○○しましょう。
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○○は何が入りそうですか?
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・・
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ふっと思い立ち、
ぼんやりとイメージしていたものを
言語化してみたら、
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私の答えは
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「我慢しましょう。」
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でした。
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「ひとりは、みんなのために
わがまま言わず、我慢しましょう!」
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「みんなは、ひとりのために
思うように進まない事があっても、
”かわいそうだから”我慢しましょう。
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(あなたさえ我慢すれば、
穏便に済むんですよ。)」
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・・
それ、
その場しのぎの解決策
になっています(つд⊂)
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しょっちゅう話していますが、
子供は
我慢させないから、
優しく育ちます。
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(自分が我慢してきた人は、
無意識に、人に対しても
”ちょっとくらい”我慢すればいいじゃん
と考えてしまうから)
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(東洋経済オンラインでも記事になっています)
http://toyokeizai.net/articles/-/67465?cx_click_related_sp=1
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もし、
「ひとりは、みんなのために
助け合いましょう」
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と続いたとしても、
どうすることが助ける事?
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行き着く先は
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自己犠牲(我慢)
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ではないでしょうか・・・
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「自分の気持ちを抑えて、
人のために尽くしましょう!」
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「それが美しい自己犠牲精神ですよ!」
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と、(直接言葉にはされなくても)
学んできたように感じます。
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実際、聞かされる時には、
「~のために」以降の文章は
省略されています。
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省略されるから
子供は前後の文章や表情
いわゆる”空気”から想像します。
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私のように学んでこられた方は
多いのではないでしょうか。
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行間に含まれる内容は
こんな感じ。↓
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「わがまま言わない。」
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「嫌な事でも、
みんなに”迷惑”かけないように
我慢しなさい。」
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「みんなも、嫌な事があっても、
あの子は”しょうがない子”だから
見ないフリして我慢するんですよ。
それが、優しさです。」
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「それ本当?優しさ・決めつけ、紙一重」
三國心の俳句より
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・・
私も当時は、
「そうなのかー」と学んできましたが、
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心理学・脳科学、
感情について学んできた今は
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我慢(気持ちを抑える事)に
大反対です。
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もちろん、「ひとりはみんなのために・・・」
の標語?も、違和感ありありです。
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誰もが誰かのために
我慢しあって生きる・・・
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・・
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息苦しっ・・・!!
。
・・
。
そして、
たくさんの人が病んでいく社会・・・
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子育てしていればわかりますよね。
我慢には、限界があります。
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我慢を続けていけば
(感情を押し殺してばかりいれば)
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じわりじわりと
人は壊れていきます。
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(ストレスフルで、
ささいな事に攻撃的になる。
物事にやる気が起きない。
自分のすべき事はわかるけど、
やりたい事はわからない。
などなど)
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ひとりは、みんなのために・・・
に続く、私の理想の言葉は
・・・
・・
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・・
解決策を考えましょう!\(^o^)/
・・
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みんなは、ひとりのために・・・
・
解決策を考えましょう!\(^o^)/
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現状が嫌なら、
解決策を探し、
行動していきましょう!!
\(^o^)/
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我慢には限界があります。
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我慢するのではなく、
解決策を探していけば
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世界はより良く発展していきます。
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子供にも、
我慢する事を覚えさせるのではなく、
解決する力
をつけていってやりたいですね。
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例えば、誰かが
いわゆる”常識”外の行動をした時、
「あいつは、チームの”和”を乱している!」
「だけど、言ってもどうせ変わらないから我慢」
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ではなく、
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「どんな考えがあるのかな?」
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と、個人(の考え)に耳を傾ける。
(みんなは、ひとりのために耳を傾ける)
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みんな(誰か)が困っているのなら、
「みんな(この子)は、何に困っているのかな?」
(ひとりは、みんな(誰か)のために耳を傾ける)
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「お互い気持ちよく過ごすには、
どうやったら、いいかな?」
・・
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自分の声に、耳を傾けましょう。
(自分の声を無視しない!
感情を押し殺さない!)
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そして、自分の声を聞くように
みんな(相手)の声にも
耳を傾けましょう。
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「お互いが我慢しあう」のではなく、 ・置い・
お互いにとって
いい方法を考えましょう(^^)
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2018年度から、
道徳の授業が「教科化」されます。
・・
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(小学校は2018年から。
中学校は2019年から
教科化されるそうです。)
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教科化されると、どうなるか。
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子供の提出した”答え”が、
評価の対象になります。
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評価する先生や学校は
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ひとりは、みんなのために・・・
の後に
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どんな言葉を 続けるんだろう
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・・
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こども達は、社会の中で
たくさんの価値観に触れます。
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その中で、
より良い(可能性の広げられる)
価値観を持てるように
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あなたには、どんな事ができますか?
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・・・
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最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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