行動を変えてくれたなら

子供が良くない行動をした時に
行動を変えてもらった。
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例えば
子供が叩いてきた時、
「やめて」と言ってやめてもらった。
・・
その後、どうしていますか?
子供に行動を”正してもらった”、その後です。
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たいていの人は、
「やっと変えたか」
と怒りまじりに思うだけです。
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「本当いい加減にして欲しいわ」
と、顔に出ています。
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変えてもらう事で
大人の気持ちは(ある程度)済んでも、
雰囲気は険悪なまま、
子供も後味悪いまま・・・
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親子心地よく過ごせていますか?
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後味悪いまま
時間で解決するのもいいですが、
もっと早く
親子笑顔に戻れる方法があります。
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それが
「やめてくれて、ありがとう」
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「○○してくれて、ありがとう」
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感謝を伝えられる事で
責められるより、ずっと自然に
行動できます。 しちゃいます。
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そして、その場の空気も
簡単に変えることができます。
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「え~、なんで
悪い行動を直しただけなのに
わざわざこっちがお礼を言うの?
悪いのは子供なのに」
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と思うかもしれませんが、
あなたのお願い(要望)によって
行動を変えてもらったのです。
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”行動を変えてくれた相手”に対して、
感謝の気持ちを伝えてみませんか。
・・
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●心の仕組み●
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良くないと感じる行動を、子供がした。
(この時、親の気分は悪いです。)
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↓
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自分が言って、やめてもらった。
↓
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(親の気分は(少し)晴れ、
今度は、子供の気分が重くなります。)
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”少し晴れる”と書いたのは、
嫌な行動をされた事に
まだ怒っていたりするから
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↓
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「やめてくれて、ありがとう!」
と、親が子供に伝える。
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↓
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(子供の気分が晴れ、
↓
その笑顔を見て、
親の気分も晴れます。)
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言われっぱなしは気分が悪いです。
お互いに。
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「ありがとう」と伝える事で
その場の空気も良くなります。
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実はこうする事で、
子供は、あなたの望む行動を
今後も、してくれやすくなります。
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なぜしてくれるようになるのか。
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脳には意識と無意識があります。
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・意識は、その名のとおり
意識できるところ。
・無意識は、
意識せずに動くところ。
意識の及ばないところです。
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例えば
心臓の鼓動を打ったり
内臓を動かすのは無意識です。
どれだけ意識で頑張っても
内臓の動きを止めたり、早めたりするのは
できません。
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そしてその無意識は
とても正直です。
生命を維持するため
心地よい状態へ向かいます。
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意識でどれだけ
つらい事、嫌な事をしなければ
と思っても、
無意識は、
心地よい方を選ぼうとします。
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その無意識を味方につけるのです。
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子供の行動を変えてもらった時、
感謝を伝えます。
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感謝を伝えられたら
人はどうなるか・・・
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心地よいですよね。
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心地よいと、人はどうなるか・・・
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また、心地よくなりたくなる。
無意識に。
。
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●まとめ●
子供にまた
望む行動をしてもらいたいなら、
何度も責めるより、感謝。
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子供の無意識を味方につけてしまいましょう。
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親も子供も、笑顔で
心地よく過ごせます(-^^-)
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※もちろん、
誘導する時は
自分の(世間の)価値観が間違っていないか。
本当に子供にとって今それをする事が必要なのか。
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毎回、立ち止まって考えましょう。