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鈍感力はいりません。

 

鈍感力はいりません

落ち込まない方法は、鈍感になることではなく、

視点を変える事です。

ゴールの視点から見ると、進んでいると気付けます。

 

そして一見、負に思える感情も、実はとても大事な感情です。
(怒り、イライラ、くやしい、うらやましい等)

それらがエネルギーになります。

そこから出るエネルギーを、

悪い事に使うこともできれば、(暴力など)

良い方向に使うこともできます。

 

例えば

「他人が言ったことを聞いてくれない!」と無力感を感じ、

この状況はおかしい!と違和感や怒りを感じたら

相手に力づくで言った事をさせようとしたり、(脅しを含む)

あきらめて自分が毎回相手の変わりにやり続けたり、

小さい人間に見られないために、何も不満のないフリをしたり、

するだけが方法ではありません。

 

「じゃあどうしたらいいだろう、どうすれば動いてくれるだろう」

「どうしたら伝わるだろう」「そもそも動く方法だけか」、

等と考え、出てきたアイデアを実行すればいいのです。

 

 

「そのアイデアがうまくいかなかった」

というなら、

落ち込まなくていいです。

そのアイデアがうまくいかないという事がわかったのです。

それ以外の方法を探せばいいです。

「そのアイデアが出てこない」というなら、

落ち込まなくていいです。

どこかにヒントになる物や本、人はいないか探せばいいです。

「見てもアイデアが浮かばない」「アイデアを出す自信すらない」なら、

落ち込まなくていいです。

ご相談頂ければと思います。

抜け道・出口は、今見えていなくても、必ずあります。

 

鈍感であれば、その現状から何も変わりません。

行動をとらないからです。

ただ、大して感じないなら、それでいいです。

そのことに関して、重要度が低いだけでしょう。

そもそも、変わらなくても問題ではないということです。

気になってから、自分のタイミングで対応すればいい。

 

元から気にならないのではなく、

気になるのに、鈍感になろうとするのは、自分を苦しめます。

蓋をしていれば、どこかで変調をきたしたり、思わぬところで出る(子供でいうカンシャクなど)

というリスクもあります。

 

 

鈍感になるより、視点を変えましょう。

同じ出来事でも、どう捉えるかで感情も、その後の行動も変わります。

もしかしたら、進んでいるのに後退していると感じているだけかもしれません。

気づかないうちに自分を苦しめる認知(考え方)の癖ができていて、

そのせいでしんどくなりやすいのかもしれません。

しんどくない認知の仕方はあります。

しんどいのが嫌なら、学んで取り入れましょう。

 

もし負の感情が浮かんだら、落ち込む必要はありません。

そのエネルギーを、行動するエネルギーとして、有効活用しましょう。

 

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